黒っぽいけど浮気の確信が持てない場合

これまで休日はゴロゴロと寝てばかりだった夫が、急に休みの日に接待ゴルフだの、同僚と約束があるだのと言って出かけるようになったと思ったら、浮気をしていたということはよくあります。

これまでしなかった行動をするようになったときは、かなり疑わしいといってよいでしょう。

さらに、いまはスマートフォンでないと不便だからと所有してはいるものの、ほとんど使うことなく無造作に放っておいたのが、どこに行くにも持ち歩くようになり、頻繁にラインメッセージのやりとりをしているといった変化も、妻がしばしばおかしいと気付くきっかけになります。

とはいえ、パスワードを知らなければ盗み見ることはできませんし、夫婦といえども勝手に見ることはプライバシーの侵害にあたります。

ただ、もしかして誰か女と付き合っているのではと疑いを持ったが最後、なんとかしてスマートフォンの内容を見ようとする妻は少なくありません。

けれど、そこは夫も対策に抜かりはなく、パスワードが変更されている場合やGPS機能がオフになっています。

GPS機能がオフになっていることは、これまでオンだったのになぜオフにしたのかと聞けますが、パスワードの変更はスマートフォン本体を操作しないことにはわからないため、なぜ変えたのかと聞くこと自体がスマートフォンを触ったと白状しているようなもので、これはできません。

夫がスマートフォンを頻繁にいじるようになったとしても、あくまでもグレーでしかなく、ほかの方法で探す必要があります。

ソフトな探り方で様子を見るのがおすすめ

人はよほど感情を表に出さないように訓練されていない限り、気になることや隠しておきたいことを指摘されると、無意識に何らかの反応を示すものです。

浮気をしていることが配偶者にバレないようにと心配しながら、浮気相手の女性と会っている場合には、妻からの不意打ちがダメージになり、無意識に否定的な反応を示す傾向が見られます。

これまでそんなこと一度も言ったことがない妻が言うと効果があるのが、二人で撮った写真をスマートフォンの壁紙やアイコンにしないかという提案です。

後ろめたいことが何もないなら、「いいよ」と即座にOKしてくれるでしょうが、中には「恥ずかしいから嫌だ」と言うかもしれません。

そこをどうしてもとおねだりすれば、最後には受け入れてくれるでしょう。

その話の過程や様子にやましいところがなければ、単に恥ずかしいという気持ちが嫌だと言わせていると考えられるからです。

一方、本人は何気ない様子で答えているつもりでも、「それはちょっと」とか、「なぜそんなことをいきなり言い出すのか」などと口にした場合、かなり黒の可能性が高いと見てよいでしょう。

二人で一緒と言い出されたこと自体が、もしかして浮気をしているのを知っていて疑っているのではと考えるからです。

結果として墓穴を掘る反応を見せるケースにつながります。

いきなり会おうと提案してみる

結婚してからこれまで、この週末は出張だからと言われてきた妻なら、「ああそう」とすんなり受け入れることでしょう。

けれど、なんとなく行動が怪しいと思って見ていると、そう言えば今月は毎週末出張だったといったことに気付くかもしれません。

そこで、何気なく「今度の出張先はどこなの」と尋ねます。

おそらく夫は嘘八百の返答をしてくるでしょうが、その時点ではそのままにしておきましょう。

週末が近くなった時点で、私もその日は予定がないし、一度行ってみたいと思っていた場所だから行くことにしたと告げます。

現地で落ち合おうと言ったところ、夫がどうしたものかといった反応を見せるようであれば、浮気は黒と断定してよいでしょう。