もしかして浮気している?と思った時
結婚した夫婦なら、互いの浮気は裏切り行為と捉える人が大半でしょう。
また、法律上、浮気をした側の配偶者からは離婚を申し立てることはできないことになっています。
そもそも、婚姻生活はお互いの努力によって成立するものであり、この婚姻状況に破綻をきたした原因を作った本人には、夫婦間がギクシャクしているのが嫌だから離婚しますという権利はないと、法律において定められているからなのです。
そのため、配偶者の浮気は絶対に許せないという人は、配偶者の浮気が原因で婚姻生活がギクシャクしていることを、相手にしっかりと自覚させる必要があります。
確実な浮気の証拠をおさえる
浮気でギクシャクした夫婦関係の修復が不可能となったとき、双方がなんらかの結論に達して別れるものだと思っている人も多いかもしれませんが、浮気をされた方はしっかりと法律を味方に付けられるようにすることが大事です。
それには確たる証拠が必要なのは、いうまでもありません。
自分で浮気の証拠を押さえてやると思っても、自宅で手に入る証拠はどれも決定的ではありません。
仮にスマートフォンからLINEのやり取りを見つけ、そこに今度の週末にまた行こうねとラブホテルの名前が書かれていた場合、かなりの確率で浮気をしている可能性が高いものの、本当に二人がこのLINEのやり取りをもとに会う、あるいは会ったかという確証は取れません。
離婚訴訟に持ち込むにしろ、夫婦関係をやり直すにしろ、公的なところで裁いてもらうには、動かしがたい証拠が必要なのです。
これを何とか自分でと思うのは無理からぬことではありますが、実際に自分で証拠を掴むことは困難です。
証拠として取り上げられるのは、写真や音声、動画などで、いずれもなんらかの道具が必要ですし、何よりターゲットに見つからないことが大切です。
見つからないようにと変装すればするほど、怪しい奴がいるから今日はやめておこうということにもなりかねません。
その点、探偵事務所にしても興信所にしても、追跡のプロがしかるべき道具を持って証拠集めにあたってくれますので、安心して任せておけます。
冷静に浮気の証拠をつきつける
興信所にしても探偵事務所にしても、まずは写真を狙います。
ラブホテルに入った瞬間とその時間、そして出てきた瞬間と同じくその時間です。
30分程度であれば、何かの事情でちょっと入ったということも考えられなくはありませんが、そのためにラブホテルというのもちょっとおかしな話です。
その滞在時間が1時間を超えるとなると、もうホテル内でどのような状況になっているかは明らかでしょう。
さらに音声も加わり、明らかに一線を越えた親しい男女の会話が録音されていたとしたら、浮気をしていることは否定できない事実として突き付けられる証拠となります。
浮気をしているのではないかとイライラ、モヤモヤしていたところへ、決定的な証拠を興信所や探偵事務所が掴んできてくれたら、そのときは呆然としていたとしても、一人になると徐々に怒りが湧いてきて、帰ってきた配偶者に証拠を突き付け、裏切り者と罵ったり、喚いたり、女性だったら泣き叫ぶこともあるかもしれません。
その取り乱しぶりに、大変なことをしてしまったと反省してくれれば良いですが、逆ギレされると夫からの暴力も考えられますので、妻が夫に浮気を突き付けるには、静かな恐怖感を感じさせるよう、落ち着いて終始抑揚のない声で話をし、冷たい目で見つめながら話をするといった対応がおすすめです。
そのうえで、興信所や探偵社の二の句を告げさせない確かな証拠を突き付け、相手の反応を見るのが良いでしょう。